2012.12.12

【出展報告】PVJapan2012


太陽光発電に関する総合イベント「PVJapan」の立命館大学ブース内にて下記の共同研究内容を展示しました。

 

日 時:2012年12月5日-7日 10:00-17:00
場 所:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)


タイトル
「植物に学ぶ光発電システム ~3次元太陽光発電モジュールを用いた景観調和型室外灯~」
研究の目的
太陽電池セルの将来的な大幅コスト削減を想定し、設置面積当たりの発電量を最大にするモジュールへの変換(*)を目指し、(1)樹木の枝葉配置を 模した光発電システムの構築(2)発電量予測シミュレーション法の開発などを行っています。
*文献:浅井裕二、谷内利明(東京理科大学)『フィボナッチ数列構成による3次元太陽光発電モジュール』
展示内容
ソーラープランツの発電量の計測結果および考察をパネル展示、解説しました。

 

3日間で100名を超える方々にご来訪いただき、研究者、企業、一般の方からさまざまなご意見をいただきました。

 

  • 「公園や看板に良い」
  • 「太陽光発電の製品は機能で比較するので、販売するものにとっては面白みに欠けるが、このようなアプローチは面白い」
  • 「影の影響を研究しているものにとって、植物の葉の重なりは大変興味深い。植物の形は長い時間をかけて『適応』してきた結果であり、それに学ぶという発想には驚きと説得力がある」
  • 「光に追尾してはどうか」
  • 「色素増感型太陽電池を使えたら、きれいなのでは」
  • 「どれほど効果的なのか詳しく知りたい」

 

課題はまだまだありますが、商品化に向けていっそう進めていきたいと思います。
出展にご協力いただいた立命館大学様、ありがとうございました。

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