東京・科学技術館で、2014春休み特別展「4億年、昆虫との手紙展。バイオミメティクス―いきものに学ぶイノベーション」が開催されました。さまざまな事例を展示やパネルで紹介するほか、顕微鏡の観察ブース・昆虫を題材とした工作ワークショップなどが行われました。
日 時:2014年3月20日(木)~4月6日(日)
場 所:科学技術館 2階C室イベントホール(東京都千代田区)
来場者:約2万人
主 催:(公財)日本科学技術振興財団・科学技術館
共 催:高分子学会バイオミメティクス研究会、医学生物学電子顕微鏡技術学会、
文部科学省科学研究費新科学領域「生物規範工学」、
(独)科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業
協 賛:経団連自然保護協議会
後 援:朝日新聞社、日刊工業新聞社
協 力:(特非)アスクネイチャー・ジャパン、(独)森林総合研究所(森林昆虫研究領域)、
(独)農業生物資源研究所(昆虫機能研究開発ユニット)、
(独)物質・材料研究機構(ハイブリッド材料ユニット)、大阪大学(齋藤彰研究室)、
関西大学(青柳誠司研究室)、総合研究大学院大学(蟻川謙太郎研究室)、
千歳科学技術大学(平井愁司研究室)、千葉工業大学(菊池耕生研究室)、
千葉大学(劉浩研究室)、中央大学(中村太郎研究室)、
東北大学大学院環境科学研究科(石田秀輝研究室)、
名古屋工業大学(石井大祐テニュア・トラック助教)、新潟大学(山内健研究室)、
日本文理大学マイクロ流体技術研究所(小幡章所長)、
浜松医科大学(針山孝彦研究室)、シャープ(株)、ダンロップスポーツ(株)、
帝人(株)、日東電工(株)、日本ペイントマリン(株)、(株)福井洋傘、
三菱レイヨン(株)、(株)ライトニックス、(株)LIXIL、重栖勝、鍋嶋通弘
監 修:下村政嗣(東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授)、
宮澤七郎(医学生物学電子顕微鏡技術学会名誉理事長・最高顧問)
企画製作:(株)エヌ・ティー・エス
「4億年、昆虫との手紙展。 バイオミメティクス―いきものに学ぶイノベーション」
昆虫が地球上に発生してから4億年。その4億年間で、昆虫たちは様々な知恵を培ってきました。生きるため・生き残るためのそれらのしくみは、今科学的応用が進んでいます。このように「いきもの」に学ぶ技術のことを「バイオミメティクス」と呼び、新しい製品やロボットなどが生まれています。しかし、「いきもの」に学ぶために観察をするとき、肉眼や虫眼鏡で見るには限界があります。本特別展ではその限界を超えることができる電子顕微鏡を用意し、小さな昆虫・小さないきもの・小さな世界の大きな知恵に迫ります。