2014.08.27

【報告】いきものフィールド調査

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アスクネイチャー・ジャパンは、小学生を対象とした「自然に学ぶ」教育プログラムの開発に取り組んでいます。
自然から学ぶためには、自然そのものを知ることが第一歩。しかも、ほんものの自然にふれて知る機会があれば、その学びも一段と深く楽しいものになるでしょう。そこで、地域の小学生が日常的に接する機会が多い3つのフィールドにおいて、専門家とともにいきものの調査を行いました。

 

日 時:2014年8月25日(月)8:00-11:30
場 所:滋賀県近江八幡市内(NPO法人百菜劇場・近江兄弟社小学校・家庭菜園)
専門家:農学博士 野田浩氏(植物)
    滋賀県立大学客員研究員 中西康介氏(昆虫)
(平成26年度平和堂財団環境保全活動助成金「夏原グラント助成金」採択事業)

 

まずは、北之庄町で農を営むNPO法人百菜劇場の田畑を調査しました。無農薬・無化学肥料のフィールドにはいきものが大集合。沢に隣接しているので水生生物が多数見られました。

 

続いて、浅小井町にある近江兄弟社小学校の校庭に。今春、小学校がこの地に移転し、環境が新しく整備されたところです。花壇などの草花にさそわれて昆虫などがやってきました。

 

最後は、小船木町にある家庭の菜園を調べました。トマト、ナス、インゲンマメ、シソ、ニラなどが育てられ、野草が共生している畑です。規模は小さいですが、たくさんのいきものが見られました。

 

今後、これらのフィールドで見られたいきものについて、代表的なものや特徴的なものをピックアップし、教材の素材にします。進捗を順次ご報告していきますので、つづきもお楽しみに!

 

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