2016.04.04

【大学生企画】バイオミミクリー×近江八幡

 20160403_2

大阪大学の学生がアスクネイチャー・ジャパンと企画をはじめて5年になりました。その年のメンバーの興味関心に応じて「バイオミミクリー×近江八幡」をテーマに企画をしています。

 

2015年度は “教育”に焦点を当て、中学生がバイオミミクリーを学びながら地域に愛着を持つための企画を練りました。そこで検討されたのが、バイオミミクリーでボートを制作し、西の湖で遊ぶというもの。

 

バイオミミクリー・ボートの試作
ダンボールでかたち作ったボートにビニールで防水加工をし、底面に厚紙で作ったハニカム構造を敷き詰めました。蜂の巣型のハニカム構造は、軽くて丈夫。浮力も十分です。紙だけで構造体をつくった試作機を、西の湖に浮かべ、耐荷重量や機動性を調べました。

 

中学生の体験プログラム
大学生が自身の経験ももとに、中学生が興味を持つプログラムは? 近江八幡への愛着を育てるには?を考え、数日間のプログラムを企画しました。市内中学校で理科を教える先生に、中学生ができることや、参加しやすいかたちについてアドバイスをいただき、来年度の実施を検討しました。

 

2016年度は、これらの成果を踏まえて、学生らが教育プログラムの実施を検討します。さらに、同じく「バイオミミクリー×地域づくり」に関心を持つ龍谷大学の学生が参画する予定です。どうぞお楽しみに!

 

前のページにもどる