日 時:2012年3月24日 13:00-15:30
場 所:安土西の湖自然ふれあい施設(滋賀県近江八幡市)
参加者:親子9組・19名
主 催:アスクネイチャー・ジャパン
協 力:大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻の大学院生
プログラム
13:00-13:30 おはなし
13:30-13:45 かみしばい「ホウセンカマン」
13:45-14:00 休憩
14:00-14:30 フィールドワーク
14:30-15:00 こうさく
15:00-15:30 アイディアワーク
トンボは風がほとんどなくてもスイスイ飛びます。なぜでしょう?
ヤモリはツルツルの岩肌もスルスルよじのぼり、天井を逆さまに歩いていきます。
いったいどうやって?
生きもののくらしをよく見て探っていくと、たくさんのふしぎやひみつが見つかります。
そこには、わたしたちの暮らしにやくだつヒントがたくさんあります。
自然に学んだ製品の事例もたくさん知られています。
例えば・・・
・ヤモリの粘着に学んだテープ
・トンボのはねに学んだUVカット傘/帽子
・魚の群れに学んだロボットカー
・トンボのはねに学んだ風力発電機
・アリの行動に学んだ人間の社会学
こうした事例を参照しながら、ホウセンカの葉序(葉の並び順)をモデルにした太陽光発電装置「Solar Plants ホウセンカ」をもとにワークショップを行いました。
まずは、寒さがやわらいだ西の湖のほとりでフィールドワークです。植物の工夫としくみを観察します。そして「Solar Plants ホウセンカ」にまつわる開発のひみつや近江八幡市のものづくりを学びました。
シデやブナの葉の折り畳み方を体験する工作実験も行いました。無理なくコンパクトに畳まれて、開くときは一度にぱっと広がる魔法の折り方。こどもも大人も夢中です。
最後は、生きものに学んでどんなものがつくれるか考えるアイディアワークです。好きな生きものはなんですか? すごいなと思う生きものはなんですか? という問いからスタート。大好きなものから発想していくのは楽しいですよね。