公開講演会「生物模倣技術(バイオミメティクス)がもたらす技術革新と博物館の役割」を開催します。
みなさまぜひお越し下さい。
日 時:2013年3月16日(土)13:00-17:00
場 所:日本科学未来館 7階 イノベーションホール(東京お台場)
主 催:JST(CREST、JST ERATO、日本科学未来館)、
文部科学省科学研究費「生物規範工学」、 北海道大学総合博物館
協 賛:高分子学会バイオミメティクス研究会、ネイチャーテクノロジー研究会、
アスクネイチャー・ジャパン
詳細はこちらのページをご覧ください。
趣旨
生物多様性は、それを利用し人間の叡智を組み合わせて持続可能性実現に寄与しようとする生物模倣(バイオミメティクス)にとって知識基盤となります。膨大な生物学データベースから技術革新をもたらすパラダイムシフトを得るためには、情報科学と博物館の恊働が不可欠です。
今回、ビッグデータである画像情報を中核とする知識基盤である「バイオミメティクス・データベース・プラットフォーム」の構築と、日本人の自然観がもたらす技術革新とライフスタ イルを考える機会を作りました。
プログラム
13:00-13:30 問題提起:
持続可能性社会に向けた技術革新としての「生物規範工学」 博物館の役割は何か?
東北大学WPI・JST CREST・科学研究費「生物規範工学」 下村政嗣教授
13:30-14:00 博物館インベントリー:
生物多様性と生物模倣技術への寄与
北海道大学総合博物館 大原昌宏教授
14:00-14:30
科学未来館におけるバイオミメティクスの取り組み 日本科学未来館
村嶋恵サイエンス・コミュニケーター
14:30-15:00
ビッグデータからの価値創出:生物多様性に基づく技術革新への展望
北海道大学情報科学研究科 長谷山美紀教授
15:00-15:15 休憩
15:15-15:45
生物模倣がもたらす技術革新
九州大学先導物質化学研究所・JST ERATO高原プロジェクト 高原淳教授
15:45-16:15
日本人の自然観と日本の技術
国立科学博物館 鈴木一義部長
16:15-16:45 結言:
ネイチャーテクノロジーがもたらす持続可能性社会
東北大学環境科学研究科 石田秀輝教授
16:45-17:00
我が国のバイオミメティクス研究に望むもの(コメント)
北九州産業学術推進機構 国武豊喜理事長