2014.03.24

Solar Plantsホウセンカ開発レポート①


アスクネイチャー・ジャパンでは、低炭素社会に寄与する「自然に学ぶ」ものづくりとして、植物の葉っぱの並び方を模倣したソーラ―プランツの開発を進めています。互いに重ならないように配置した12枚の葉っぱ(太陽電池モジュール)で発電し、照明などに利用します。

将来的な目標は、ツリー一本で一家庭分の電力を発電すること。「太陽光パネルは屋根に載せる」という定式を破り、ソーラープランツを庭に一本植えて得られる “ほどよい” 電力で生活できる社会を志向します。

 

これまで、「Solar Plantsホウセンカ」「Solar Plantsフクブクロウ」という2つの試作機を製作し、実証試験を行ってきました。そしてこのたび、研究者や企業のご協力・ご支援を得て、第3号機を開発することになりました。

SPver3plan

 

主な特徴は以下の4点が挙げられます。

直列・並列の組み合わせ

影の影響を軽減するべく、太陽電池モジュールを4直列・3並列に接続し、効果を検証する。(従来は12並列)

電気使用用途の追加

照明以外の電気利用にも対応可能なシステムとする。ex.災害時の携帯電話の充電

意匠性の向上

照明カバーの不要なLEDを採用し、昼間夜間ともに意匠性を高める。

八幡瓦の使用

アイストップに近江八幡の伝統産業である創作瓦を用いる。

 

企画・製作の様子をこちらでもご紹介していく予定です。どうぞおたのしみに。

 

 

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