2014.07.18

【開催報告】第1回「生き物に学ぶ革新的ものづくり」研究会

アスクネイチャー・ジャパン連携団体の滋賀経済同友会では、2011年から研究会を設置し、バイオミメティクスやバイオミミクリー、ネイチャー・テクノロジーなどの研究を重ねてきました。

 

2014年度は「BMI(生き物に学ぶ革新的ものづくり)研究会」としてさらなる発展を目指し、研究を進めています。初回の研究会では、アスクネイチャー・ジャパン理事長の仁連が「生物から学ぶイノベーション」と題して講演を行いました。

 

講演では、生物の3つの領域(形態・プロセス・生態系)から、いかに学びいかに活かすかについて、根本的な考え方からお話しました。自然生態系でみられる4つの特徴(自律性・循環・多様性・協力)を、地域経済の再構築に活かす方法など、製品開発にとどまらず、社会システムへの応用にまで話題が及びました。

 

後半は、フランス・サンリス市らが設立したヨーロッパのバイオミメティクス研究開発拠点「CEEBIOS」の視察について報告し、サンリス市と滋賀の関係団体が調印した「連携協力に関する協定書」について紹介しました。

 

日 時:2014年7月8日(火)15:00-17:00
場 所:コラボしが21(滋賀県大津市)
出席者:33名(オブザーバー含む)
主 催:滋賀経済同友会「BMI(生き物に学ぶ革新的ものづくり)」研究会
講 師: 仁連孝昭(NPO法人アスクネイチャー・ジャパン 理事長)

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